事業の概要


事業ポイント
□ 期限を定め実施
□ パートナーシップ・プロジェクト
□ 繁華街における避難経路の確保に寄与
□ 他の放置自転車対策へ寄与
□ 地域に合ったまちづくり
□ PFI手法を導入
□ 受益者負担の原則
□ 電磁ロック式自転車用コインパーキング
□ 24時間利用可能
□ 臨機応変・柔軟な事業計画を策定
□ 目標は放置自転車問題を解決すること
□ 位置情報提供サービスを付加
□ 安全性の高い自転車駐車場
□ コンプライアンスを厳守

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PFI方式歩道自転車駐車場整備及び維持管理事業

活気が溢れ、多くの人が笑顔で行き交う街、それでいてどことなく気品のある佇まい。自転車を押した通勤、通学、お買い物の方々が手慣れたようにいつもの自転車駐車場へ自転車を駐めると「いってらっしゃい」の係員の明るい挨拶。なぜか今日もがんばるぞという意気込みが湧いてくる。??そんな何気ない日常が、どんなに大切で、どんなに素晴らしいことか、想像できるかと思います。そして、それを実現する難しさも...。

まちづくりを実地の中で研究するNPO団体としての役割・責任と自転車とまちづくりのあるべき姿を考え、より一層魅力溢れる駅前まちづくりと住民サービス向上のため、平成17年4月の道路法施行令改正の趣旨を踏まえ、良好な駅前都市景観の形成あるいは通行等の妨げになる放置自転車の抑制を促す新しい取り組みとして、「PFI方式歩道自転車駐車場整備及び維持管理事業」を実施することで達成したいと考えます。当法人が発意・企画・立案の段階から関与し、管理及び監督を行政側、実務及び調整を当法人側が受け持つ官民連携による自転車駐車設備の整備を通し、自転車利用者へ一時利用が可能となる駐輪スペースを提供するとともに、良好な駅前都市景観の形成、地域活性化、マナー啓発及び住民サービスのさらなる向上等の放置自転車対策に結実させ、将来に渡って効果を発揮し、PFI方式を導入した円滑な民間資金・サービス活用事例とします。

□ 歩道自転車駐車駐車場を整備できる法令が整いましたが、あくまで自転車駐車場を歩道等へ造るのは一過性と考え、10年?15年と期限を定め整備し、その間に根本的な迷惑駐輪・放置自転車対策を整えるようにします(一定期間後に歩道自転車駐車場を撤去)。

□ 自治体(道路管理者)、地域コミュニティ(商店会・町会)、警察(公安委員会・地元警察署)等と連携します。

□ 不測の事態を想定し、迷惑駐輪・放置自転車による避難経路の遮断を防ぎ、安全・安心な避難誘導に寄与します。

□ 歩道自転車駐車場事業の会計を然るべき形で適宜報告・公開し、透明性を高めます。収益が発生した場合(原則として黒字を見込む)について、自転車対策資金として活用するなど、各関係者との間で協議します。
・ 自治体整備による既存の自転車駐車場を近代的な設備へ更新(改装、建て替え)
・ 設置台数を拡大
・ 防犯パトロール
・ マナー向上、啓発活動 ほか

□ 自治体の都市計画・個別の環境を事業計画に反映させ、まちづくりに寄与します。

□ PFI手法を導入します(バリュー・フォー・マネーの向上、節税効果)。自転車駐車場の整備及び維持管理費用を当法人が負担します。

□ 受益者負担を原則とし、2時間を超えて利用する場合は、自転車利用者から一定時間毎に100円ずつ利用料を収受します。

□ 電磁ロック式自転車用コインパーキングとし、ハードとソフトの調和により、公平・公正かつ柔軟な駐輪サービスを提供します。

□ 24時間利用できる自転車駐車場とします。日中は係員を適宜配置し、夜間はオンラインによる受付窓口を用意します。

□ 周囲の状況に合わせ、段階的に、歩道自転車駐車場の整備進めます。

□ 自転車駐車場を設置することを目的とするのではなく、放置自転車問題を解決するという強い決意で臨みます。

□ 当法人が最も得意とする「位置情報提供サービス」を組み合わせます。街区案内を付け加えた自転車駐車場案内板を必要数整備します。

□ 必要に応じ、盗難等の防犯対策として監視カメラを設置し、犯罪抑止力を高め安全性の極めて高い自転車駐車場とします。管理を行き届かせることにより様々な犯罪を未然に防ぎます。

□ 自転車駐車場は、歩道、路側帯もしくは車道に設置できます(「道路」とは、道路法第2条に規定する道路であって、法第2条に定める歩道、車道及び路側帯をいいます)。